
新年あけて・・・今日(1月13日)がオープンのスタートの日。

OPEN準備はほぼ出来ていて、掃除機をかけ終わった時・・・
友人から電話がかかってきて、掃除機を持ったままのんきにおしゃべりしていたら・・・・

Nさん・・・
れいこさーん


オープン前に門の前に立たれていたのを見かけたのでお連れしました



家主さん・・・
どうぞどうぞ

と、大慌てで二階に掃除機を持って上がりました。・・・・

お二人とも以前お教室にいらして下さった事があるとお聞きし、感激。

お教室をしているなら習いたいとお話がありました。

若い時はお昼も食べる時間なく、忙しくお花のお仕事していても平気だったし楽しかった家主さん。

お花のお仕事で、してみたい事や経験したい事というのが、
幸せな事に順調に経験することが出来ました。

年齢を重ねていくと、ゆとりの時間の中でお花をしていきたいと思うようになり、
20年近くしてきたお教室をやめました。
お教室をやめてから数年がたった頃、お客様から・・・
もうお教室は再開されないのですか?

年に一度でもいいからお教室をしてほしい・・・

そんな有難い言葉にも、家主さんの決めた心が変わることはなく日々が過ぎ・・・・。

千葉に越してきて19年・・・
あの頃お教室に来てくださっていたお客様の中の50代のお客様方は、70代や80代に・・・・
思うようにお身体が動かなくなられたり、ご病気をされたりと耳にすることがありました。

家主さんのお花が楽しみだと言って下さっていたお客様が亡くなられたことを聞いたとき
お教室をやめたことを・・・後悔し、その方の嬉しそうにお花をされてるお顔が浮かびました。
そして・・・
お教室に伺わせてもらいたいと家主さんのポストにご自宅の住所を書いたお手紙を入れて下さった事をきっかけに、家主さんのお教室にいらして下さったいたお客様がご病気で昨年天国にいかれました。
お通夜の時、生前家主さんのお教室で作られたお花が大切に飾られていました。
そして、ご家族の方からお教室に行くのがとても楽しみでいてくださってたというお話をお聞きしました。家主さんが知らなかった想いも・・・・

家主さんのお教室を楽しみにしていてくださったお客様が亡くなったことで・・・
お教室をやめた数年間・・・・家主さんにとっては数年間・・・
だけど、
家主さんよりもっともっと年齢を重ねてきたお客様には、1年・・1年
1日・・・1日がとても大切な時間なんだと思いました。

昨年暮れにもお教室再開されてますか?とお電話を頂いてその時は、迷っていますとお答えしました。

気持ちが揺れる中偶然にも、今日来てくださったお客様からお教室のお話が・・・。
その日の夜・・・・

また家主さんのお花のお教室に行きたいって思って下さる方が一人でもいるなら
お教室を再開しよう

しよう


心から再開したいと思えました。
以前はお花の材料を買う資金のためにお教室していたけれど・・・
今回再開したいと思えたのは、お客様の大切な時間というのを改めて気づくことが出来たから。
何かを始める時、したい

準備をはじめよう
