
今年も母に教わった栗の渋皮煮を作りました。

母が亡くなって初めての秋・・・・・

今までは、母が栗農家さんに、栗の皮を剥いて娘のところには送るようにお願いしていました。
(娘は皮を剥けないからと・・・) 7年間剥いた栗が届いていましたが、今年から剥けなくなったとの事。

とっても申し訳そうに栗農家さんが言いました・・・・。
母が生きている間に、私が栗の渋皮煮を作ることが出来たのは、栗農家さんが剥いてくださってたお陰です。
本当にありがとうございました。

一緒に栗の皮を剥こうと言ってくれたきょうこさんのお陰で、うまく剥けるかな・・・という不安も、嬉しさに変わりました・・・

愛媛の栗農家さんから取り寄せた栗を水に浸して・・・・。
きょうこさんと栗剥きスタート・・・・

きょうこさんが剥いています

母の思い出話もしながら・・・・・

きょうこさんも家主さんも栗の皮を剥く専用のはさみを持っていたけれど・・・・
両方使いながら・・・母は包丁で教えてくれていたから、その光景が目に浮かび・・・・

大変だけど包丁で頑張りたい気持ちに・・・・

ただ剥くのではなくて、渋皮を残して剥かなくてはいけない・・・・

これが、なかなか難しい

家主さん・・・
ねえねえ、失敗して栗を傷つけちゃうんだけど・・・・

きょうこさん・・・
なる、なる

そっか

丁寧なきょうこさんんもなるのか・・・・ホっ

小さななまるい傷・・・包丁が入りすぎて、傷付けてしまったところです。

あれ

次の栗を取ろうとすると、剥きかけの栗が家主さんの前にコロンと増えていくの・・・・

ん・・・

またもう一つコロンと増えている・・・・
こんな風に半分くらい皮が剥かれているの・・・・

そっか・・・・



きょうこさんて、お付き合いして長いけれど、ずっとこんな人・・・・

出会った時からずっと変わらない・・・・・

ずっとお友達でいたい人・・・・
母が教えてくれた栗の渋皮煮が、母が亡くなった後もきょうこさんと家主さんを繋げてくれてる気がします。
母はきょうこさんをとっても褒めていたから

母の事を想いながら、きょうこさんと栗の皮むき・・・・・幸せな時間

さあ 剥き終わったねー

コトコト・・・・コトコト・・・・・
コトコト・・・・コトコト・・・・
ぷ〜ん・・・・甘いいい匂い・・・・・

天国のお母さん、今年も出来ました

今年は今までで一番おいしくできたね、頑張りましたね、れいこさん
